瀬谷区 三ツ境の小児科・アレルギー科・
池部小児科・アレルギー科

池部小児科・アレルギー科

〒246-0022 神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境21-10
サニーハイツ三ツ境1F

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インタビュー

症状がでている器官だけでなく全身を診療。お子さまと親御さまからのお話を総合しながら治療を進めます。

気管支喘息をはじめ、食物アレルギーや花粉症など、さまざまなアレルギー疾患に対応しています。お子さまは言葉で症状を説明するのが難しいため、体全体の状態や親御さまからの情報を総合しながら診療いたします。

先生が、医師を志したきっかけを教えてください。

私が小学5年生の頃でした。父が重い病で入院することになり、お見舞いのために病院を訪れることが多くなりました。そこで院内にいる患者さまの様子や、苦労しながら一生懸命治療をおこなう医師の姿などをたびたび目の当たりしていたことが、医師を志した一つのきっかけと言えると思います。

世の中の役立つことができて、かつ感謝される、医師という仕事に惹かれ、私もなりたいという思いが芽生えました。その後も医師になりたい気持ちは変わらず、医学部に進学しました。大変な仕事だと感じることもありますが、自分が思っていた道に歩めたことはとても幸せだと感じています。

小児科とアレルギー科の専門医を取得されたのはなぜですか?

医学部時代、実習で小児科を回ったとき、喘息で苦しそうな女の子に医師が吸入や注射の処置を施す様子を見る機会がありました。処置している最中、みるみるうちに女の子の症状が和らぎ、顔色も良くなっていくのを目の当たりにして、「こんなに早く、楽にしてあげられるんだ」と感動し、小児科に惹かれていきました。

その後の研修先の小児科では喘息の患者さまが朝から夜遅くまで絶えない状況でしたので、国立小児病院などで喘息の勉強を本格的にはじめたのですが、それをきっかけに食物アレルギーや花粉症などにも着目するようになり、「日本小児科学会認定 小児科専門医」「日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医」の取得に至りました。

初めて来院されるお子さまを診療される際、心がけていることはありますか?

小児科の診療対象は15歳未満のお子さまですが、まだ言葉が話せない赤ちゃんから幼稚園・小学生・中学生まで含まれます。体の大きさや成長の度合いにも個人差がありますので、それぞれの状況を丁寧に把握するよう心がけています。小学校高学年以上の患者さまは、ご本人のお話を尊重しながら診察をおこなっています。

また、診察では身体に聴診器を当てるだけでなく、口・鼻・眼の視診や腹部の触診など、五感でさまざまな情報を得ています。自分の症状をまだ言葉でうまく表現できない小さいお子さまは特に、体全体をしっかりと診て、親御さまにも「朝ご飯は食べましたか?」「よく眠れていますか?」などと様子を伺い、総合的に診断します。

最後に、今後、力を入れて取り組んでいきたいことについて教えてください。

発達障害や自閉症・アスペルガー症候群、その他、心理的に問題を抱えていて学校に行けなくなってしまったお子さまなどを診ていくことも、今後は大事になってくると考えております。このような症状を専門とする医師たちと連携しながら、地域の子どもたちをサポートできる環境を模索しています。

また、共働きをしながら子育てをされている方、子育てに不安や疑問をお持ちの方など、子育てでお悩みを抱えている親御さまの不安を緩和できるような窓口の設置も考えております。当院には、子育てを終えた看護師が多くいるので、いわゆる子育ての「勉強会」とは異なる形でもサポートできるのではないかと思っています。